PCでマインクラフトサーバーを作ろうと思ったときに、多くの人がつまづく原因となるポート開放。
その原因の一因となる問題について、少し変わった観点から初心者の方向けに対応方法を記しておきます。
なお、この記事の影響で起きた問題には一切責任は取りません!!
ファイアーウォールがどうたらとか、ポート開放自体が正しく設定されているとかは前提条件です。そこら辺が先に知りたかったら別のものを参考にしてください。一応私のYoutubeに動画もあります。
※Windows11 (2026/04/28 現在のバージョン) 想定で話します。
原因① IPv6が使われている
ポート開放という概念はIPv4という規格で通信が行われていることが前提とされています。しかし、近年ではIPv6という規格で通信が行われるものも増えてきています。
IPv4とIPv6の違い
ここでは簡単にだけ説明します。
IPv4アドレスは、約43億個のアドレスを持っています。ですが、この数では地球の人類の半数程度の数しかなく、その影響により近年ではIPv4アドレスの枯渇問題が発生しています。
そこで登場したのがIPv6という新たな規格です。IPv6では、桁数をIPv4より増やすことにより、約340澗(かん)個 (澗は10の36乗を表す) のアドレスを用意しています。
具体的に言えば以下のような感じです↓
それぞれの例
IPv4 → 203.0.113.45
IPv6 → 2001:0db8:abcd:1234:0000:0000:0000:0003
このように全く桁数が違うのです。そして、IPv6ではポート開放は原則不要のため、IPv4ではなくIPv6が通信に使われている状態だと、当然失敗します。
対処方法 1 – IPv6を切る。
これが手っ取り早いかと思います。IPv6専用のサイトなどに接続できなくなる可能性や、通信パフォーマンスが低下する可能性がありますが、まあそれで困ったらその時はまた付けたらいいだけの話です。
マイクラサーバー用のPCとかならなおさらなんの問題もないと思います。
まずは設定を開き
【ネットワークとインターネット】→【ネットワークの詳細設定】
の順に進みます。

次に、現在使用しているネットワークやイーサネットのタブを選択し、【その他のアダプターオプション】の編集をクリックします。

そうすると、Wi-Fiのプロパティが開かれます。ここで【インターネット プロトコル バージョン 6 (TCP/IPv6)】を探して、チェックを外しましょう。出来たらそれでOKを押してください。

これでIPv6が使われなくなりました。これで、通常の手順通りポート開放をすると、IPv4のグローバルIPで入れるようになります。
対処方法 2 – IPv6を使う。
実はIPv6でサーバーに入ることもできるのです。そのため、何かしらの事情でIPv6を切りたくない場合はIPv6を使えばよいと思います。
自身のPCのIPv6アドレスを確認するために【PowerShell】を起動してください。開けたら “ipconfig” を打ち込んでEnterを押してください。

一番上に貼ってあった私の動画からの引用してきた画像ですが、このようにたくさんの情報が出るかと思います。そのうちの【IPv6 アドレス】があなたの機器のIPv6アドレスです。
今ここで確認したIPv6アドレスは個々の機器に結びついているため、そのアドレスをマインクラフト内で打ち込めばサーバーに入ることができます。ただし、ポート開放は必要ないですが、ファイアーウォールで弾かれる率が高い可能性があるので気を付けてください。
また、この
2001:0db8:abcd:1234:0000:0000:0000:0003
などを直接打ち込むだけでは入れません。
サーバーIPとして打ち込む際には
[2001:0db8:abcd:1234:0000:0000:0000:0003]:25565
のように、アドレスの左右にそれぞれ “[“, “]” を付けたのち、末尾に “:(サーバーで使用しているポート番号)” を付けてください。
原因② 必要なアドレスを間違えている。
同一ネットワーク上の別PCでサーバーを作っていてそこに入ろうとしている場合、ルーターによってはグローバルIPでは入れません。それが原因の場合、サーバー側のPCのローカルアドレスを使用すれば解決する可能性があります。
サーバーのPCのIPv4アドレスを確認するために、サーバーを動かしているPCで【PowerShell】を起動してください。開けたら “ipconfig” を打ち込んでEnterを押してください。

一番上に貼ってあった私の動画からの引用してきた画像ですが、このようにたくさんの情報が出るかと思います。そのうちの【IPv4 アドレス】があなたの機器のIPv4ローカルアドレスです。
これをそのままサーバーのIPアドレスとして入力すれば、入れるかもしれません。
その他 (重要な留意点)
1. ポート指定
よくありがちなミスとして、ポート番号がデフォルトの25565じゃない場合、IPアドレスの末尾に “:25600” のように “:(ポート番号)” を付けることを忘れないでください。(IPv6アドレスの場合は25565でも付けてね)
2. ポートチェックテストの意味
WEBサイト上の「Portチェックテスト」などを使用して確認してポートが開いていないと表示され、この記事にたどり着いた方。まずはマイクラサーバーが開いていることを確認してください。ポートが使われていないと到達できませんでしたという結果がテストで帰ってきてしまいます。
3. IPアドレスとMACアドレス(機器固有のアドレス)が正しく結びついていない
正しく結びつけてこの前までは入れていたのに!
という場合はもう一度確認したほうが良いかと思います。特に、ルーターで設定している場合はそこで結びつけていると思いますし。
私の場合はMACアドレスが何故か変わっていて結びつきがなくなっていたことがありました。
さいごに
ネット上で探しても「開放してるポートは正しいか?」や「ファイアーウォールの設定出来ているか?」などの分かり切った情報しか出てこなかったため、経験談をもとにこのような記事を書いてみました。この記事が少しでも参考になったら、是非いいねやコメントをしていただけるとありがたいです。
以上です。

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